私は、今年から高齢者となる身で一番の心配事は認知症です。最近特に物忘れが進行し、「誰だったかな?顔は知っているけど名前が思い出せない」とか「あれ?何をするつもりっだったっけ?」などの症状に苦しめられています。そう、このブログを立ち上げたのも脳を活性化して、認知症を予防しようとの思いからでした。
型認知症の割合
2019年の敬老の日に日本国内の人口の高齢者が占める割合を発表しているそうですが、その際の割合が全人口に対して28.4%だったそうです。かく言う私も今年から高齢者の仲間入りをするわけで、この数字を少し押し上げるかもしれません(汗)。平成29年度高齢者白書によると、2012年は認知症患者数が約460万人、高齢者人口の15%という割合だったものが2025年には5人に1人、20%が認知症になるという推計もあります。
認知症の種類
現在、国内の認知症患者のうち全体の約67.6%がアルツハイマー型認知症に該当します。 患者数は100万人ほどと見られていて、65歳以上の10人に1人が発症している計算になります。次に脳血管性認知症が20%あり、両方合わせると約90%です。年齢とともに老化が進み認知症のリスクはさらに高まります。
コーヒーを飲もう
認知症予防にコーヒーがいいらしいです。できれば認知症になはなりたくないもの。日頃の食習慣で認知症を予防できるなら進んでやってみたいものです。コーヒーが認知症に良いという話はずいぶん以前からありました。コーヒーのカフェインが脳に刺激を与えるなど、いろいろ言われて来ましたがコーヒーに含まれるポリフェノールがアルツハイマー型認知症の発生原因であるアミロイドβ蛋白を排出してくれるそうです。また、コーヒーポリフェノールには血管を若々しく保つ効果もあり脳梗塞などのリスクも低減する事が期待できます。脳血管性認知症の発症も防いでくれるわけです。
コーヒーの飲み方
コーヒーの淹れ方は皆さんこだわりがあるでしょうが、私の飲み方を紹介します。豆は浅煎りでも深煎りでもどちらでも結構ですが、極細挽きの豆を1杯マグカップに入れます。熱湯を注いでスプーンでかき回した後粉が沈むまでしばらく待ちます。粉が沈んだら静かにコーヒーを飲みます。簡単ですね。コーヒー豆は極細挽きの方がポリフェノールを効率よく摂取できます。極細挽きにすると苦くなりますので量を加減した方が良いかもしれません。浅煎りのコーヒーは抗酸化作用のあるクロロゲン酸を多く含んでいます。これは焙煎度が高くなるにつれクロロゲン酸が減少するためです。不思議なことにコーヒーは深煎りしてもポリフェノール自体の量はあまり変わりがないそうです。違うポリフェノールに変化していると考えられています。「認知症の予防にはコーヒーがよい?」では認知症には深煎りの方が効果があったと書かれています。
まとめ
どの程度コーヒーが認知症に効果があるのかはよく分かりません。自分自身にどれだけのアミロイドβ蛋白が蓄積されているか分からないし・・・。コーヒーは好きなので好きなもので認知症が予防できるなら素晴らしいことだと思います。血栓の予防にも(脳梗塞や心筋梗塞)なるそうです。今回コーヒーについていろいろ調べてみましたが、ハーバード教授が断言「コーヒーをたくさん飲む人は長生き」の記事が面白かったので下記リンクから読んでみて下さい。
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