認知症予防にノビレチン

健康

エーザイが今頑張ってアルツハイマー型認知症の治療薬の開発を行っていて最終段階に来ているという話題を前にしましたが、開発は一長一短にはできません。今は静かに見守って治療薬が開発されるように祈りたいと思います。この薬が開発されると認知症の7割近いアルツハイマー型認知症の人たちに取って治る、またはそれ以上進行しないという希望が出てきます。

それとは別に自分自身で認知症のならないためにできる事をいろいろやっていきたいと思っています。「食事」「運動」「知的活動」が認知症予防に有効といわれています。その中で今話題の「ノビレチン」を試してみました。

ノビレチンとは

日本は世界一の長寿国ですが、その中でも群を抜いて長寿なのが沖縄県大宜味村です。村人の食生活からヒントを得て研究が始まりました。「ノビレチン」とは抗認知症成分でシークァーサーなどに含まれるフラボノイドの一種です。「ノビレチン」には、血糖値の上昇を抑える働きがあることがわかっています。さらに、ノビレチンは発が ん抑制作用や、慢性リウマチの予防や治療にも効果があることもわかり、シークワーサーは一躍、全国的にも有名になりました。ノビレチンは柑橘系の植物に多く含まれる成分ですが、飛び抜けて含有量が多いのがシークワーサーです。

同じ柑橘系の温州ミカンではノビレチン含有量が100g中24mg、カボスでは89mg、ポンカンでも127mgなのに、シークワーサーには、なんと267mgも含まれているそうです。
東北大学では、シークワーサーエキスおよびその有効成分であるノビレチンの抗認知症作用について検討したところ、顕著な(1)記憶障害改善作用、(2)脳コリン作動性神経変性抑制効果、(3)アルツハイマー病の原因物質とされるAβの沈着抑制作用、(4)神経成長因子(NGF)様効果を発見されたそうです。

抗認知症成分ノビレチンの効果

アルツハイマー病の発症のメカニズムは解明されていませんが、アルツハイマー病の脳においてはアミロイドβが線維化して細胞外に沈着した老人斑が代表的な特徴です。これがアルツハイマー病を発症させているだろうというのがアミロイドβ仮説で、今最も有力な説になっています。アミロイドβ蛋白質はアルツハイマーの発症前20年とか25年かけて溜まり続けます。このアミロイドβ蛋白質を抑制する力がノビレチンにはあるそうです。動物実験では脳の神経細胞の突起を伸展作用が発見され、脳の命令を伝える電気信号の伝達が活発になったとの事です。東北大学では「当研究室では、培養神経細胞および6種類の学習記憶障害モデル動物を用いて、ノビレチンの効果を検証。「有効である」とのエビデンス(科学的証拠)を得ることができました。」とはっきり言っています。

ノビレチンサプリメント

ノビレチンサプリは色々なところから出ています。私が使っているのは「ノビレチンPLUS」という商品でノビレチンが多く含まれる青切りシークァーサーを使用し1日分の12粒あたり13.3㎎含有しています。これはシークァーサー約15個分だそうです。

経過

ノビレチンを飲み始めて半年ほどになります。あくまでも私の感想ですが、記憶力が保てるようになりました。よく約束を忘れていましたが、最近は約束を忘れたことはありません。もともと忘れっぽい方だったのですが、覚えて置けるようになりました。ノビレチンの効果かプラセボかは、もう少し時間がかかるかもしれません。(笑)今後も認知症に良いというサプリを紹介していきたいと思います。

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