花粉症との付き合い
花粉症との付き合いは25~26年になります。毎年毎年春になると(というより年が明けると)鼻がグスグス言い出します。花粉症になりたての頃は強力な薬を処方されていました。セレスタミンというステロイド薬です。これは良く効きました。が、ステロイド薬は身体に良くないと言われ薬が変わりました。それから迷走し始めました。
薬が効かない
薬との相性があるのか、すっきりと薬が効きません。ステロイド剤から抗ヒスタミン剤に変わったからです。ステロイド薬はダメと言いながら点鼻薬はステロイド剤が処方されていました。1種類の薬では花粉症を抑える事は難しいようです。
ネオマレルミン
ネオマレルミンという薬が効きました。が、どこの耳鼻科でも処方してくれるわけではありませんでした。薬局が持っていないという理由で「この薬が欲しい」といっても処方されないのです。処方される耳鼻科に通うしかなかったのですが、遠くてなかなかいけませんでした
アレロック
ネオマレルミンの次に効いたのがアレロックです。ネオマレルミンほどではありませんでしたが、まあまあ我慢できるくらいに効きました。でも、これもどこでも処方してくれるわけではありません。
アレグラ
これはどうしようもなく効きませんでした。第2世代の花粉症治療薬といわれる代表格です。これで繋ぎながら遠い耳鼻科でネオマレルミンを処方してもらうということを繰り返していました。
タリオン
新しい耳鼻科に行き、今まで飲んでいた薬ではネオマレルミンが一番効いたとアレグラは全然効かないということを話して処方してもらったのがタリオンです。アレグラよりはマシでしたが、自分の望む薬効ではありませんでした。下の図でもわかるように薬効の強さに比例して眠気が強くなるようです。眠くなってもいいから効く薬が欲しい!と思っているのですが、なかなか思い通りには行かないものです。
※ポララミンはd−クロルフェニラミンマレイン酸塩でネオマレルミンと同じ成分
薬効だけなら第一世代
薬効だけを求めるのなら第一世代のネオマレルミン(d−クロルフェニラミンマレイン酸塩)なのですが、抗ヒスタミン薬で眠くなるという人が7割近くいるという現実から眠くならない花粉症薬が求められています。車を運転するということが強く影響しています。
点鼻薬
点鼻薬で面白いものを処方されました。リノコートという点鼻薬ですが、通常の点鼻薬は液体ですが、リノコートはカプセルです。
専用の小型噴霧器であるパブライザーにカプセルをセットし、中に針がついたキャップを刺すとカプセルに穴が開きます。鼻の穴にセットして鼻に噴霧すると粉状の薬剤が鼻の粘膜にはり付きます。液体だと流れ出てしまいますが、粉なので効率よく薬剤が粘膜にくっつくため良く効きます。
まとめ
本当は第一世代のネオマレルミンが一番効くのでこれでいいのです。夜寝る前に飲んでおけば1日中効果がありました。眠気に関しても夜寝る前に飲むので問題はなかったのですが、処方してくれる耳鼻科がないのがつらいところです。いまはリノコートとタリオンで何とかなっているので良いのですが、できればリノコートはステロイドなので使いたくないと思っています。なかなか効く薬ってないですね。
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